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【未来教育MM600号】連載3「AI時代の教育-意志ある学び」国際高等研究所:鈴木敏恵 講演リライト

鈴木敏恵の未来教育インフォメーション 未来教育メールマガジン

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【鈴木敏恵の未来教育インフォメーション】
第600号/2019年3月20日発行[転送可]
発行者:シンクタンク未来教育ビジョン
鈴木敏恵( http://www.suzuki-toshie.net )
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Short Essay:ブルー・オーシャン

*☆:.。. .。.:*・゜

AI時代、仕事がなくなるとか、生き残るためにとかじゃなく…

よかったじゃん!ブルー・オーシャンだらけだよ!未来ワクワクだね!って
若者たちへ伝えたい!
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連載:「AI時代の教育-意志ある学び プロジェクト学習~インテリジェント化で知の共有・知の成果をかなえる~」

連載3:プロジェクトとは、夢を叶えること

感動や知識をシェアするために

インターネットは何のため?
「知識や感動をシェアするために‥」
と校長先生は私に言ってくれました。
もう25年以上も前、シリコンバレーの高校へ行ったときのことです。
今でも心にうれしくその笑顔が残っています。

 

ちょっと私のポートフォリオ(作品ファイル)で自己紹介させていただきます。
一級建築士になりすぐにした仕事が学校のインテリジェント化です、もう随分前です。

当時インテリジェントスクール、インテリジェントホスピタル、インテリジェントカーという
具合に人にあわせて最適空間をコンピュータ(や感知センサー)などが叶える“知能を持つ
建築”になる、と未来が描かれ出しました。それは単に情報化ではなく、未来化を意味します。

[作品]建築・オブジェ
http://suzuki-toshie.net/profile/

[資料A] PDF/16ページ
http://urx3.nu/wCsp

 

テクノロジーは何のため

私が、HPもインターネットも大型プロジェクターもCAI(computer-assisted instruction)も
初めて知ったのは、当時 遠隔講義を叶えたく、IBMやソニーと打ち合わせしつつの自分の
仕事でです。

国のインテリジェントスクール構想に先駆けて完成した、私が構想設計した未来学び舎は、
NHKや新聞などで大きく取り上げていただき全国から見学者が押し寄せました。それを見て
パナソニック(松下電器)が私に学校対象のショールームの設計を依頼してくれました。
未来学び舎のモデルスペースを東京虎ノ門に完成させました。文科省の方々が勧めてくださっ
たこともあり、学校、教育委員会、建設会社、IT系企業などがたくさんきてくださいました。
学校を未来的にしたい、その思いは変わりません。
テクノロジーは、感動や知をシェアするため‥今も胸の真ん中にあります。

[資料A] PDF/6ページ

 

プロジェクトとは、夢を叶えること

今は未来教育のデザイナーとして作品を生み出しています。1999年〜2000年にかけ高知の
小学校に通い詰め、日本ではじめての未来教育プロジェクト学習を現場で実践。あふれる情報
に翻弄されない力「情報を見極める力を身につける!」が子どもたちの身につくことがゴール
でもありました、それは民放合同企画TBS・NHKで放送されました。メディアリテラシー
「TVをもっとよくしよう!」というプロジェクト学習です。

総合的な学習、教科書も正解もない授業ですから、ポートフォリオをフルに活かしました。
未来教育プロジェクト学習は、意志ある学びをかなえる新しい教育のプラットフォームと
して教育界、医療界などでの課題解決力のある人材育成や目標実現の手法としていま広く
実践されています。

[作品]未来教育デザイン
http://suzuki-toshie.net/miraikyoiku_design/

[資料A] PDF/5ページ

 

プロジェクトのフェーズと身につく力

未来教育プロジェクト学習のゴールは、他者に役立つ「知のアウトカム」を生み出すこと、
それは当初から今日まで普遍です。

目的を持って、ゴールへ向かうフェーズ=プロジェクト学習の活動プロセス(準備、ビジョン
ゴール、計画、情報・解決策、制作、プレゼンテーション、再構築、成長確認)で、目の
前の現実から、課題発見する力、目的、目標を自ら決定する力、クリティカルシンキング、
戦略的計画力、違う立場の人とのコミュニケーション力、チームワークで発想する経験、
課題解決力、自尊感情、達成感、現実に立ち向かう勇気などを身につけることができます。

 

プロジェクト学習は単にプレゼンテーションなどスキル習得を目的とする教育ではなく、
自分の夢に向かい生きる純な思いを結実させる意志が宿る学びなのです。それは机上でも
タッチパネル上でもなく目の前の現実をステージに展開します。

[資料A] PDF/8ページ

(連載4に続く)

【未来教育MM601号】連載4「AI時代の教育-意志ある学び」国際高等研究所:鈴木敏恵 講演リライト
ポートフォリオとは、もともとは紙ばさみや作品ファイルを意味します。オリジナル性や創造的な仕事、建築家やデザイナー、モデル、カメラマンなど個性や感性、才能などで勝負をする人は、ポートフォリオを持っています。

過去連載:国際高等研究所講演リライト

【未来教育MM598号】連載1「AI時代の教育-意志ある学び」国際高等研究所:鈴木敏恵 講演リライト
□□───────────────□□ 【鈴木敏恵の未来教育インフォメーション】 第598号/2019年2月28日発行[転送可] 発行者:シンクタンク未来教育ビジョン 鈴木敏恵() □□───────────────□□ こ...
【未来教育MM599号】連載2「AI時代の教育-意志ある学び」国際高等研究所:鈴木敏恵 講演リライト
現実を生きる力、未来を描ける力を叶える次世代プロジェクト学習・ポートフォリオを構想・ 提唱しています。今回も<連載1>に引き続き、教育界や医療界で実践してきたことを含め、 国際高等研究所で講演した際のリライトに加筆してお伝えいたします。
【未来教育MM600号】連載3「AI時代の教育-意志ある学び」国際高等研究所:鈴木敏恵 講演リライト
プロジェクト学習は単にプレゼンテーションなどスキル習得を目的とする教育ではなく、自分の夢に向かい生きる純な思いを結実させる意志が宿る学びなのです。それは机上でもタッチパネル上でもなく目の前の現実をステージに展開します。
【未来教育MM601号】連載4「AI時代の教育-意志ある学び」国際高等研究所:鈴木敏恵 講演リライト
ポートフォリオとは、もともとは紙ばさみや作品ファイルを意味します。オリジナル性や創造的な仕事、建築家やデザイナー、モデル、カメラマンなど個性や感性、才能などで勝負をする人は、ポートフォリオを持っています。
【未来教育MM602号】連載5「AI時代の教育-意志ある学び」国際高等研究所:鈴木敏恵 講演リライト
プロジェクト学習とは、学習者自身がビジョン、ミッション、ゴール=「何のために、何をやりとげたいのか」を明確にして向かう次世代教育。プロジェクト学習の最大の特徴は、学習のゴールに他者に役立つ「知の成果物」を生み上げることにあります。
【未来教育MM603号】連載6「AI時代へポートフォリオをつくろう!」鈴木敏恵:国際高等研究所講演リライト
定型化した仕事や規格化、数値化できることは、AI、テクノロジーが得意です。モノやプログラムと違い、私たち人間は二人と同じ存在はありません、皆、完璧に違います。一人ひとりの感性や才、オリジナルなものの見方、多様性…AI時代、人間の存在意義はここに価値を持ちます。ここに、一人ひとりの個性や違いが見えるポートフォリオが活きます。

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