【未来教育MM754】前半 | 教育DX「なぜプロジェクト学習がAI時代の教育か？」

2025年7月20日

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【意志ある学び－未来教育メールマガジン】
第754号／2025年6月29日発行［転送可］
発行者：シンクタンク未来教育ビジョン
未来教育ライブラリ（ https://www.suzuki-toshie.net ）
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前半 | 教育DX「なぜプロジェクト学習がAI時代の教育か？」

ー人間の成長と未来に必要な12の鍵ー

AIの登場によって、私たちの日常や仕事、学び、社会のあり方そのものが、いま静かに、しかし根底から変わり始めています。

すでにAIは、私たち人間の思考・判断・選択・表現・伝達に大きな影響を与えています。
間もなく、それらの多くが、気づかぬうちにAIに委ねられていく社会が現実のものとなる可能性さえ見えています。

DXとは、単なるデジタル化ではありません。
デジタル化することで今までと全く違う次元に移行することです。この新たな時代において、私たちは何を教育の羅針盤とすべきなのでしょうか？

ここに未来教育プロジェクト学習（https://suzuki-toshie.net/）が応えます。

※未来教育プロジェクト学習とは、鈴木敏恵が「意志ある学び」を理念とし、プロジェクト学習×ポートフォリオ対話などをぞの実践手法とし、設計・提唱・実践している次世代教育です。

未来教育プロジェクト学習（以後、プロジェクト学習と表記）とは？
https://ja.wikipedia.org/wiki/未来教育プロジェクト学習

「なぜプロジェクト学習がAI時代の教育か？」
今回は前半、1〜6までをお届けします。後半はこちら→

1. 「意志」をもって生きる力が身につくから

プロジェクト学習は、自分のビジョンや目的から学びを始めます。
誰かに与えられた課題ではなく、自分が大切だと思う「ビジョン」や「願い」を起点にするからこそ、学ぶ意志が生まれます。この意志が、自分の人生を生きる力になります。

2. 「ビジョン」を描き、現実にできる力が身につくから

どんな未来にしたいか。自分は何を実現したいか。
プロジェクト学習は、「ありたい姿（ビジョン）」を具体的に描き、それを現実にカタチにする力が身につく学びです。実現の手段を考え、行動し、対話しながら、未来を創る力＝ビジョン力が育ちます。

3. 現実を直視し、向き合うところから学びが始まるから

目の前の現実からスタートするのがプロジェクト学習です。
ネット情報ではなく、現場のリアルな状況に目を向け、このままじゃいけない、なんとかしなくてはという気持ちが湧き上がる、課題解決を意図した「課題」を見出す姿勢が身につきます。これは、現代社会をしなやかに生きるうえで欠かせない現実直視力です。

4. 真実や事実を希求し、価値ある情報へ手を伸ばせるようになるから

情報があふれる今、本当に必要なのは“検索で出る情報”ではなく、“真実に近い情報を自ら獲得する力”。プロジェクト学習は、ビジョンという目的を持って情報を意味づけ、根拠として活かす学びです。そこには思考・判断・意思決定のすべてが含まれます。

5. AI時代に必要な「意思決定力」が身につくから

AIと対話しながらも、最後に決めるのは自分。
プロジェクト学習では、考え、選び、試し、修正する中で、「何をどう選ぶか」という意思決定の力が磨かれていきます。それは、AIでは代替できない人間の聡明さ、知性を尊ぶという理念があるからです。

6. 自ら学びをデザインする力が身につくから

自分のテーマやビジョン、情熱にも似た湧き上がる思いここを大事にしてこそモチベーション高く学びに向かうことができます。
その手段も多様です、コンテンツ、学ぶ方法も、場所も、仲間も、時期も自分でデザインする――その力が身につくのがプロジェクト学習です。自分の目的に応じて学びを設計していくこの経験は、学びを受けるから創るへの大きな転換となります。

【YouTube】AI時代の教育－プロジェクト学習
https://youtu.be/Up76wc39ctU

【著作】
役立ちます！

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