◇ ChatGPT 活用例『ChatGPTに対話コーチングの相手をしてもらった例』90歳Ptとリハ看護師

もちろん、患者役としてお手伝いさせていただきます。90歳で戦争体験があり、子供を亡くしたという背景を持つ患者さんとして、対話を進めていきます。あなたは看護師役として、患者さんから情報を引き出し、コミュニケーションを深めたいという目標を持っているとのことですので、その視点で進めましょう。

それでは始めましょう。どういった形で声をかけますか？

こんにちは。そうです、私はもう90歳になります。長い人生を歩んできましたが、やっぱり一番大きな出来事は戦争でしたね。若い頃、戦争に巻き込まれて、食べ物もなくて…毎日が生きるか死ぬかの中で、本当に苦しかったです。それに、戦争が終わってからも生活が安定するまで時間がかかってね。

私には子供もいたんですが…あの子はもういません。小さい頃に病気で亡くなってしまって、それが今でも心に残っていてね。戦争のせいで医療も十分じゃなかったし、本当に悔しい思いをしました。

辛いことが多かったけれど、それでも楽しかった思い出もありますね。戦争が終わってしばらくして、ようやく日常生活が少しずつ戻ってきたころ、近所の人たちと協力して畑を耕したり、食べ物を分け合ったりしたことがありました。みんなで一緒に働いて、少しでも笑顔を取り戻そうとした時期があって、それがとても嬉しかったですね。収穫した野菜をみんなで囲んで食べた時の味は、今でも忘れられません。

あとは、若い頃に山や川に行って自然を感じるのが好きでした。友達と一緒に遠くまで歩いて、静かな山の中で過ごした時間は本当に楽しかったです。戦争中や戦後の苦しい時期でも、そういった自然の中でのひとときが、私にとっての心の支えになっていました。

はい、若い頃は友達がたくさんいましたね。でも、みんな年を取ると少しずつお別れが増えていって…。今では昔の友達はほとんどいなくなってしまいました。寂しいこともありますが、それも自然なことだと思っています。

それでも、今は近所の方や介護士さん、そしてあなたのように病院でお世話になる看護師さんたちが支えてくれています。最近は体も思うように動かなくなってきましたが、周りの方々が優しくしてくれるので、とてもありがたいです。昔ほどたくさんの人には囲まれていないけれど、支えてくれる人たちの存在があるおかげで、今も安心して過ごせています。

そうですね、家に帰れるのは嬉しい反面、やはり不安もあります。体が思うように動かなくなってきているので、日常生活がちゃんとできるか心配ですね。特に一人で生活しているので、何かあった時に誰に頼ればいいのか…それが一番不安です。

それから、夜になるとちょっと孤独を感じることもあります。昔は家族がそばにいてくれたけれど、今はひとりだから、急に体調が悪くなった時のことを考えると心細いですね。

でも、病院で色々とお世話になったおかげで少し自信もついています。おうちでもできる限り自分で頑張ろうと思っていますが、やっぱり支援が必要になることもあるかもしれません。何かアドバイスや、家で気をつけるべきことがあれば教えていただけたら嬉しいです。

それは本当にありがたいです。つながりのある人がいると思うと、安心しますね。家に帰ってからもデイサービスでおしゃべりを楽しんだり、他の方たちと過ごせるのは心強いです。やっぱり誰かと話したり、ちょっとした時間を一緒に過ごすことは、心の支えになりますから。

あなたがそうやって親身に考えてくれていることも、とても嬉しいです。家に帰っても孤独じゃないって思えるだけで、心が軽くなりました。デイサービスも楽しみにしていますし、これからも自分なりに頑張っていこうと思います。本当にありがとう。