AP 2026 アウェアネス・アクションプロジェクト+自己評価
AP:Awareness–Action Project アウェアネス・アクションプロジェクト


ー学生たちの自己評価ー
顕著なのは、他者視点の獲得です。学生たちは、大切な人の気持ちを想像し、相手の立場に立ち、安心して楽しめるように考えていました。目の前の人を単なる対象ではなく、“大切な人”として捉える入口に立っていることが見えます。
次に、自分で考え、自分の意見を言う力の立ち上がりです。受け身ではなく、自分の言葉で伝え、提案し、判断する姿が表れています。ここに、“意志ある学び”の芽が見えます。
さらに、協働の中での成長、現実に触れたことによる学びの質の変化、そして困難や厳しさそのものが学びになっていることも印象的です。実際の場を見て考え、仲間と支え合い、試行錯誤を重ねる中で、学びが具体になっていました。
そのうえで大きいのは、看護の本質への接近です。学生たちは、知識や手順ではなく、人の気持ちに寄り添い、小さな変化に気づくことの大切さを書いています。さらに、二つの回答を通して、自己効力感の上昇もはっきり見えます。
総じて、この学生たちの言葉から見えるのは、APが
「人の心を思う心」
「気づいて、先を見て、どうしたらいいか考え、行動する力」
「知識と現実を結びつける力」
を、学生の実感として育てているということです。つまりこの実践で起きていたのは、発表練習ではなく、人が人を思い、自分の意見を持ち、仲間と現実に向き合いながら成長していく学びです。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
B 一番、自分が成長したな!と思うこうとは?
「チームのメンバーとたくさんコミュニケーションとったこと」
「自分の意見や気持ちをグループの皆さんに、自分の言葉で伝えられた事。そして、想像する力。」
「今まで自分の考えを言うことは少なくて人の指示に従って動いていたけれど、今回は自分の考えをみんなに伝えることが出来たところが成長を感じました。」
「自分のすべきことをそれぞれが役割分担をしたことでチームワークの向上に繋がった。」
「協力する力」
「色んな人とコミュニケーションが取れたこと!」
「情報を取り入れる力」
「スライドをまとめることと、想像力を高めることができたこと。」
「コミュニケーション能力」
「元々あまり人と話すのが好きではなかったが、今回の研修で人と話すのが少し好きになった」
「その人が本心から言っているのかを判断し、患者の方に寄り添った対応ができるようになった」
「意見や改善すべき事るを提案し決定する事」
「改善点を繰り返しポジティブに取り組めたこと」
「調べ、聞き、考え、まとめるという過程を繰り返すことで良いものが出来上がっていくのだということを学べた。」
「スライド作りやどんな雰囲気で大切な人との会話をして、大切な人が気持ちよく過ごせるかを考えながらやることができてよかった。」
「どのようにプレゼンをすれば自分達の伝えたいことが伝わるのかを考えること」
「友達と協力し合いながらプレゼンをしたこと」
「周りをよく見て、自分が何をするべきなのか考え行動することができました。」
「どういう工夫をするか考えること」
「普段の行動の中で、不自由さや不便さをその人の目線に立って考える事ができた」
「グループ活動を通して、自分の意見を積極的に発言し、問題解決に粘り強く取り組むことができたこと」
「人の心を想像する力」
「大切な人についてもっと知りたいという興味」
「実演の方法などをどのようにしたら一番伝わるかを考えること」
「チャレンジ心」
「大切な人の願いを尊重しながらの寄り添い方を考えたことで、人の気持ちを考える力がよりついた。」
「コミュニケーションを取りながら話し合いをすること」
「大切な人をより深く考える力がついたところ」
「自分で調べて考える力を身につけた」
「どう対応したらいいのか、相手の立場になって考えられたこと。」
「スライドを高橋師長のアドバイスで見やすく工夫することが出来た。」
「チーム内で、大切な人の病気について色々調べて情報収集したり、自分から色々意見を言ったり出来た事です。」
「何を先にやるべきかの優先順位を考えられるようになった」
「チームの人と協力するために、その人に合った仕事を考えたこと。良い雰囲気で進めていきたいため、その人が快く引き受けてくれそうな内容を考えた。何日も協力し助け合って完成させるためには、まずはチームの仲をより良くするために頑張った。」
「みんなと協力し合うこと」
「コミュニケーション力」
「プレゼンテーションで大切な人を演じたことで、車椅子で他者の力を借りなければいけない方の気持ちと接し方を、もう少し深く理解できました。そのことが私にとって最も成長したことです。」
「チームの人と協力し、患者さんが旅行を楽しめるように考えられたこと」
「認知症の患者さんへの対応の一つの正解を導き出せたこと」
「自分の意見をはっきりとチームのみんなに言うこと」
「患者さんがどうしたらより良く楽しめるかを想像して考えることができた」
「表に出ることが苦手だけど、苦手なことから逃げずに立ち向かえたこと」
「立ち向かえた理由のひとつでもある、『大切な人を幸せにしたい』という気持ちを上手く力にできたこと」
「チームメンバーと助け合いながら成し遂げられたこと」
「優先すべきことを決定出来る力」
「考える力」
「班の人と話し合って大切な人がどうやったら楽しめるかを考えることができた」
C 今回のインパクトも含めて、自由感想
「最初は緊張と不安でいっぱいだったけど、学校の先生や鈴木先生、あと看護師の皆さんのアドバイスを生かし、チームの皆と協力していい発表ができてよかったです」
「相手の気持ちに寄り添い行動する事の大切さをより分かるようになった。」
「1から作り上げるのは簡単ではなかったけど皆んなで協力して作り上げることが出来て嬉しかったです。」
「それぞれのチームが大切な人をどうサポートするかちゃんと根拠に基づいて考えられてたのがすごかった。」
「初めは不安ばかりでしたが沢山の方々の支えがあって無事に発表出来たと思います。ありがとうございました。」
「最初、課題が何回も変わって、プロジェクトを変えるのに大変だったけど、チームのみんなが一緒に頑張ってくれたお陰で、プロジェクトができたと思ってます。プロジェクト楽しかったです🎶」
「今回のプロジェクト学習では色々な障害に対する対応技術の構想を11班を聞き、あれこれに共感が持てました。最初はやり方が分からず、行き詰まることが多かった今回ですが、これからの学習ではもっと自分のアイデアを意見し、班活動で説明などをできるくらいに成長します。」
「想像以上に審査が厳しくて、まとめることが難しかった。」
「最初本当にできるのか心配だったし、ダメダメだったからやるのが嫌だったけど、ホテルに実際に行って、大切な人を想像することができ、とても楽しかった」
「他のグループも病気や疾患について詳しく調べ、大切な人が安心して楽しめるように様々な工夫が見られたので、いい勉強になった」
「プロジェクト学習がそもそも初めてで、全国の方々がご覧閲覧の中での発表だったので、緊張もあったし、長期間にわたってグループの子達と一から人物をよりリアルに作ったり、意見を交わすこともなかなかない経験ができたと実感しました。」
「また自分から意見を述べたり、出た案に対しての改善策を提案するなど、これまでにない経験を出来ました。一泊2日で短期間でしたが沢山学ぶことができ、看護師に少し近くことができたと思います。」
「鈴木敏恵先生をはじめとした看護師さんなどとても多くの方に手厚くサポートして頂いたおかげで、自分のチームに集中して学習できた事にありがたさを感じた。成長できた自分に今まで以上の自信と誇りを持てた。」
「チームの人たちと1つの課題をどのようにして解決するかを話し合うことで、さらに仲を深められてよかった。」
「大切な人の気持ちになって考えるのが大変だった。全部を作ることができたので次はもっと周りの人と協力して作っていきたいとおもう。」
「最初はどのようにすれば良いのかが分からず無駄な時間を過ごしていた時もあったが、準備の回数を重ねる度に自分達が何をやれば良いのかを考えられるようになったと思う。また、他のチームのプレゼンからは声掛けの仕方や行動で意識したことなどを通して新たに知ったことがたくさんあった。そして今回の活動でプロジェクト学習の良さを感じることができたと思う。」
「プレゼン自体が初めてだったのですごく緊張したけれど楽しく出来て良かった」
「出会って間もない人達とはじめての経験をたくさんして、コミュニケーション力や周りを見て行動する力、協調性などを身につけました。」
「病気のことも看護のことも分からないことだらけで、不安な気持ちもありましたが、チームのひとと話し合いながら自分たちなりに仕上げることができました。正直、チームの人に助けてもらう場面が多かったけど、少しでも力になれることがあるか探して、行動に移すことができたし、活動が進むにつれ、チーム内の仲も深めることができたのでよかったです。また、他のチームのプレゼンを聞き、それぞれの疾患についての学びを深められたので、とても良い経験になりました。今回の学習を通して学んだことや身につけたことをこれからの学校生活や看護師になってからも活かしていきたいと思います。」
「どこのチームも色々な工夫やアイディアがあってよかった」
「教室であれこれ考えるより、実際に見てやってみた方がたくさんの発見がありました。」
「グループの人たちと意見出し合い、どうしたら伝わるか話し合うのがとてもいい経験になりました。」
「看護師は、ただ看護するのではなく一人ひとりの気持ちに寄り添い患者の小さい変化にいち早く見つけると言った観察力と思いやる心が大切なのだということに気づき自分が看護師になるための大きな一歩になりました」
「大切な人の背景を深く想像し、チームの仲間と協力しながら自分たちの考えをまとめたり、たくさんの案を考えたりすることができた。チームワークを行うことで楽しさや達成感を実感することができたので大変だったけれど、頑張ってやってよかったなと思った。」
「大変なこともありましたが、1人の人についてたくさん知りみんなで支え合いながら課題を解決する大切さを知ることができました。」
「最初は緊張していましたが、二日間チームメンバーと協力し成し遂げることは面白く、やりがいがあった」
「看護師さん優しくて、司会楽しかったです!」
「何度も考え直したりして大変だったけど、無事に発表できて達成感があった。」
「初めてのプレゼンテーションで少し緊張したけど、最後まで頑張ることが出来ました。看護師さんから車椅子の持ち上げ方を教えて貰うことが出来たので良かったです。」
「自分でも考えられなかった大切な人の気づきをプレゼンで気付かされました!」
「仲間と協力してプロジェクト学習した経験を活かしてこれからも頑張っていきたいです」
「最初は不安しかなく、本番もチームの人数が少なくて他のチームよりも人手が足りなかったけど、みんなで協力して何度も話し合ったり、先生に積極的に声をかけアドバイスをいただけることができました!そのため完成度の高い発表ができたと感じました!!このプロジェクト学習をして、仲間と協力する力や想像力、知識、情報などたくさんのことを学べて将来に活かせると考えました。」
「タイトなスケジュールでとても疲れちゃいました。」
「大切な人をどうやったら、有名な鬼怒川温泉の景色が最高の露天風呂に入れてあげられるかチーム内で調べて、意見を出し合って資料を載せたりして、大切な人を安全に露天風呂に入れられるかを、ホテル内を歩き回って、写真を撮ったりして、実演の内容も話し会って、色々見え方とか調べて、小道具を使ったりして、本番に向けて色々試行錯誤して、まとめられた事が嬉しかったです。」
「発表の時は、ナレーションという1番重要な役を任されて、全国の皆さんとオンラインで繋がっている中で、34年生きてきて、緊張したけど無事に出来て良かったです。これからもまた、色々な経験、大変な事もあるけど、頑張って行きたいです。」
「何も知識がないまま初めましての人達と集まり、大切な人の設定を一から考えるというみんなで協力しながらまとめていくこと、相手な気持ちを考えて行動することがどれだけ難しいことなのか改めて知ることができた。最初は指摘されてばかりだったけど最後の発表で素敵なものをみんなで発表することができて良かったです。」
「準備した期間がこれほど長いプレゼンは初めてだったため、とても緊張した。しかし、看護師になるともっと多くの人と関わって患者さんたちを支えていくため、慣れていきたい。」
「最初はグループのメンバーと仲良くできるか不安でしたが、最後にはみんなで協力できて私たちのグループが1番だったと思います!」
「課題が急に変更になって大変だったけどチームのみんなで協力して再現もよく、現役の看護師さんに褒められたのでとても嬉しかったです。」
「プレゼンテーションを行うことは本当に大変です。初めてであるなら何もわからないと思います。しかしながら、あれだけ多くの方が助けてくださり、また十分な時間や仲間がいたのですから、時間厳守や規律ある行動もできうるはずです。今回のプレゼンテーションは多くのことを考える機会を与えてくださり、また改めて何が大切で重要なのかを気付かせてくださった、とても良いプロジェクトだと思いました。」
「初めての経験で不安も沢山あったけど、チームのメンバーと協力して失禁について考えることが出来た。周りに困ってる人がいたら助ける力や、声をかけることを身につけてこれから生活して行きたいです」
「身近に認知症の人がいたからかなり想像がつきやすいかと思いきや、結構設定をつくるのに苦労しました。」
「自分が沢山意見をチームのみんなに言えること、入学してまだ2週間目なのにチームをこんなにも信用できることがすごいと思いました。このような経験ができて良かったです。ありがとうございました。」
「鬼怒川プロジェクトで学ぶことができた」
「今回は貴重な機会をいただきありがとうございました。
率直な感想としましては、内容の難しさはもちろんのこと、進行の大変さを感じました。
事前にプロジェクト学習について調べた際には見えなかった、プレゼンの裏にある泥にまみれるような試行錯誤を体験し、先輩方への尊敬の念、団結力、これから挑む数々の試練への力が高まったと感じました。
最中では暗中を模索するような感覚で、苦しさがありました。しかし振り返ってみると『入学直後だからこそ得られた、かけがえのない経験だった』と意義を感じられています。
凝縮ポートフォリオを作った時のように、まさしく学習の過程が凝縮された期間でした。
先生方は自主性を重んじながらも、視野が拓けるような気付きを与えてくださいました。特に、抽象的な声かけをいかに具体的な物にしていくか、という過程でいただいたアドバイスには深く感銘を受けました。患者様に寄り添うという看護の本質を実践的に学び、試行錯誤の中で心構えと技術の両面を深く見つめ直した経験は、将来の私を支える大きな糧になると感じています。この学びを土台とし、患者様の心に寄り添える看護師を目指します。ありがとうございました。最後に、遅くまで時間を割き、愛あるご指摘・ご指導をしてくださった鈴木先生、看護師の皆様、先生方に感謝いたします。」
「初めは、対象者の設定がホテルでの支援には困難な方を設定していたが先生方からアドバイスを頂いたことで、ホテルの支援にあった対象者を設定することが出来た。グループメンバーがそれぞれ役割を持ってポートフォリオを作成出来ており、対象者の疾患について理解を深めることが出来ていた。」
「最初はほんとに上手くやれるのか不安でした。ですがみんなと話し合うにつれてゴールが見えてきて最後にしっかり達成することができました。今回の研修で自分自身とても成長できた1泊2日になりました。」
AP:Awareness–Action Project アウェアネス・アクションプロジェクト
チームテーマ(登場人物は「架空・仮名」です)
1)脳梗塞の後遺症により左半身不随の田中美幾さん(50)が家族写真を撮るときに、遠慮がちに「ここでいいです」と言われた時の対応を提案します
2)ぶどう膜炎の望月房恵さん(52)が、温泉に入る時、脱衣所から浴室まで安全に移動できるサポートを提案します
3)突発性難聴の後遺症を患ってる板垣理沙さん(34)がレストランで自分の好きなものを楽しんで食事ができるサポートを提案します。
4)脳梗塞の後遺症で運動性失語症の三条満男(65歳)がホテルで「自分の希望」の写真がとれるためのサポートを提案します
5)軽度認知症の一ノ瀬慎平さん(70)の希望通り「露天風呂」へ一緒に向かている途中で「どこ連れていくんだ」と言ったときの対応を提案します
6)下半身麻痺の橋口環奈さん(30)が人目を気にせずに安全に安心して 温泉に浸かることができる寄り添い方を提案します。
7)厨房で働いていた川石真人(32歳 適応障害)がホテルのレストランで、周りの人に馴染みながら美味しく食事ができる寄り添い方を提案します
8)パニック障害の田中真さん(18)が食事中、男性グループが後から近くの席に来た、その時、どう対応したらいいか提案します。
9)一ノ瀬貴裕さん(24 吃音)が、写真を撮っているときに「写真撮ってもらえませんか?」 と急に話しかけけられドキマキしているときにどう対応したらいいか提案します。
10)加藤女子さん(73歳 頻尿)がトイレの順番待ちで行列に並んでいる時に、失禁してしまったときに対応したらいいか提案をします。
11)緑内障の小山幸子さん(65歳)が安全に露天風呂を楽しめるように寄り添い方を提案します。











