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【鈴木敏恵の未来教育インフォメーション】
第609号/2019年6月28日発行[転送可]
発行者:シンクタンク未来教育ビジョン
鈴木敏恵( http://www.suzuki-toshie.net )
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■ Essay:人間だから出来ること
「AIに出来なくて人間だから出来ること」
という言葉使うけど、いつもためらう
出来る、出来ないが人間の価値ではないからだ。
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連載04:ポートフォリオからつながりを見出す
プロセスを俯瞰して「部分」のつながりを見出す
考えるということは、頭の中で知と知を関係付けることとも捉えることができます。
ですから、学習者が考えているか?を知るためには、ポートフォリオをめくりながら、部分と部分を照らし合わせるように、つながりを探るかのように意識して見ます。
プロセスを見て評価するということは、俯瞰し、はじめからここまでの全体を変化を捉えるつもりで見ます。ある日の行動と違う日の行動や気づきを関連づけるように見ます。
部分部分を深く読み込み、その奥にあるものを他と関連づけて考える‥というようなことをします。
関連付けながら見ることで「そのことに気づいて、こう考えたのね、」ということがわかります。学習者が試行錯誤していろいろ行動したり、考えたりしていることが見えます。
[ポートフォリオ活用]への評価の観点
□ ビジョンやゴールにむかい「必要な情報」が適切に集められているか
□ フェーズごとの目標達成とクリアカットを意識しているか
□ 活動に対し「時間」や「手間」の掛け方は適切か
□ 入っているものは、最新の情報か、根拠ある情報か
□ 多角的な視点で情報を得ようと意識しているか
□ 自分と違う見方でも考えようとしているか(リフレーミング)
□ 経験や上手くいかなかったことから「価値ある学び」が出来ているか
□ 「何」を獲得して「何」を創造(行動)しているかを常に意識しているか
□ 自分のやり方を客観的にみて必要であれば改善や知識補給が出来ているか
□ フェーズごとに次につながるフィードバックをしているか
□ 今後の自己研鑚プランが入っているか‥など