2026年08月08日

鈴木敏恵 講演「さあ!『意志ある学び』を実現!― AI×情報×PBL」の学生の感想・声|2026年8月6日 学会 基調講演・ワークショップ

AI活用に関する学生の感想・学びの変化 <共起ネットワーク>

 考察

第一に、学生にとってAIは、単なる「便利なツール」としてではなく、「自分で考えること」と関係づけて捉えられていることが分かります。「AI」とともに「自分」「考え」「考える」「思考」「判断」「任せる」「頼る」といった語が現れています。

これは、AIに思考や判断を全面的に委ねるのではなく、AIを使いながらも自分自身が考え、判断することへの意識が表れていると考えられます。

第二に、「事実」「情報」「知識」「答え」といった語が現れている点も重要です。AIの回答をそのまま受け取るのではなく、得られた情報が事実なのかを確認し、自分の知識と結びつけて判断しようとする姿勢がうかがえます。これは「AIを使えること」だけではなく、「AIから得た情報をどう扱うか」という情報リテラシーへの意識が表れていると考えられます。

第三に、特に意味があるのが「実際」「見る」「価値」という語です。学生の感想に繰り返し現れていた、

「AIより、自分が実際に見て感じたことに価値がある」

という理解が、テキストマイニング上にも表れていると見ることができます。AIによって情報を得る一方で、現実を自分の目で見ること、実際に体験することの価値を重視する学生の意識がうかがえます。

第四に、「大切」「重要」「必要」「感じる」「印象」「言葉」などの語も見られます。これは、単にAIの操作方法についての感想だけではなく、AI時代に自分はどう学ぶのか、何を大切にするのかという価値判断に関わる言葉も現れていることを示しています。

また、図では複数のサブグラフが形成されており、語が一つのまとまりだけでなく、複数の関連群として現れています。

学生のAI理解は、単純な「使う/使わない」の二択ではなく、

AIを活用する
→ AIに任せすぎない
→ 自分で考える
→ 事実を確かめる
→ 現実を見る
→ 自分で判断する

という複数の視点へ広がっていることが示唆されます。

この図から読み取れること

学生はAIの使い方を学んだだけではなく、AIを使う自分自身の思考・判断・現実との向き合い方について考えていることがうかがえます。

今回 見える学び

AIが大きな中心語として現れる一方、学生の言葉には「自分」「考える」「判断」「事実」「実際」「見る」「価値」も現れています。これは、AIに答えを委ねるのではなく、AIを活用しながら現実を見て、事実を確かめ、自分で考え判断するという、人間中心のAI活用への理解が学生の言葉に表れていると考えられます。

 

※個人が特定されないよう、すべて[学生]と表記しています。また、趣旨を変えない範囲で職種・対象を特定する表現を整理しています。

[学生]「AIを活用するためには、AIに任せるだけではなく、自分で考え、事実をもとに判断することが大切だと学んだ。『AIより、自分が実際に見て感じたことに価値がある』という言葉が特に印象に残った。」

[学生]「AIは答えを教えてくれる便利なものという印象があったが、AIに頼るのではなく、自分の考えを深めるための道具として活用していきたいと思った。『まず自分で考える』という考え方が特に印象に残った。分からないことをすぐAIに聞くのではなく、一度自分なりに考えてから活用することで、理解力や判断力も身につくのだと気づいた。」

[学生]「AI時代の学びは何を知っているかではなく、どう使って何を実現したいか、だと実感しました。AIをパートナーとして乗りこなし、自分のビジョンを形にしていくワクワク感でいっぱいです。AIに指示を出す前に、まず自分自身にどうしたいかがあるかを突きつけられたことです。思考をAI任せにするのではなく、自分の意志を軸にする重要性を痛感しました。」

[学生]「AIの技術が発展してきたからこそ、考えることを放棄してしまいがちで、AIが抽出した答えに疑問を持って深掘りすることがAIの賢い使い方なんだろうなと思った。AIより実際に自分で見たり聞いたりすることの方がよっぽど価値があると思った。これからも色んなことを体験していきたい。」

[学生]「AIが発展する時代だからこそ、相手に寄り添う姿勢やコミュニケーション能力、人としての判断力がより重要になることを学んだ。AIの情報をそのまま信じるのではなく、事実や真実を見極め、自分自身で考え判断することの大切さを学んだ。」

[学生]「AIが中心になっていく時代だからこそ、AIを使う自分自身を俯瞰し、人として相手に向き合う姿勢が大切なのだと学んだ。AIを上手く活用しながら自分で思考することの大切さが分かった。」

[学生]「AIを活用しつつも、どうしてもAIにはできない部分があって、人にしかできないことがあると学んだ。AIを上手に活用しつつ自分の考えも持ちたいと思った。」

[学生]「AIを活用しながら最終的には自分で考えて判断することが大切と学んだ。『AIより、自分が実際に見て感じたことに価値がある』という言葉が印象に残った。」

[学生]「AIを活用するということは、事実、根拠を元に自分自身で考え判断することが大切だと思った。AIの有効的な使い方を学べた。」

[学生]「AIをうまく活用する方法を学んだ。AIの情報を鵜呑みにするのではなく、まず自分で考えて、その考えをもとに判断することが大切なのだと実感した。」

[学生]「AIに思考を任せるのではなく自分で判断し、まとめることが学習へ繋がると学んだ。改めてAIの活用方法を知ることができた。」

[学生]「すべてAIに考えさせるのではなく、自分で得た情報をまとめるのに使うことが本当の学びであること。AIの使い方を改めて知ることができた。」

[学生]「AIに任せっきりにするのではなく、自分の意見を持ち考え判断することが大切だと学んだ。AIの活用方法を改めて知ることができた。」

[学生]「AIの情報をどんどん入れていくんじゃなく、自分の考えや判断を取り入れていく必要性があると学んだ。AIだけで考えるんじゃなく、自分の考えや学んだことを取り入れていく大切さを知ることができた。」

[学生]「AIだけでなく自分で得た情報も活用し、自己判断していくことが必要だと学んだ。AIに頼りすぎず、自分で得たものを活用することの重要性について学べた。」

[学生]「自分の思考や判断を大切にした上でAIを上手に活用していくことが重要だと感じた。AIに頼りすぎないようにしたいと考えた。」

[学生]「ただAIを活用するだけではなく、最終的には自己判断が必要になること。『AIよりも自分が実際に見て感じたことに価値がある』。」

[学生]「AIを賢く活用していきたいと感じた。『AIより自分が実際に見て感じた事に価値がある』の言葉が印象に残った。」

[学生]「AIが発展しているからこそ、AIをどう賢く活用するのかが大切なのかが分かった。『AIより自分が実際に見て感じたことに価値がある』。」

[学生]「AIはとても便利なものではあるが、自分にも知識がなければAIの間違った情報を鵜呑みにしてしまうことがあるため、自分の考え、知識が必要だとわかった。」

[学生]「AIが発達してきた今だからこそAIの上手な活用法を理解し、自分の考えをもとにAIを活用することが大切だと思った。」

[学生]「AIを活用していくのはいいが、AIに頼りすぎないようにし、AIの活用を線引きすることが大切であること。自分で判断することを大切にしたい。」

[学生]「AI活用の線引き、上手く活用することが大切だと学んだ。AIに頼り過ぎず、まず自分で考えて上手く活用すること。」

[学生]「AIを使用する前にまずは自分で考えることの大切さを学んだ。AIの正しい活用方法。」

[学生]「AIに頼りすぎず、自分で考える力や表現する力が大切だと学んだ。AIの活用法を改めて知ることができた。」

[学生]「AIだけに任せず、自分も考えることが大切だと学んだ。AIを上手く活用していく。」

[学生]「AIに任せるだけはだめ。AIに全て任せず自分でも考える。」

[学生]「AIだけに任せるのではなく、自分の考えも大切。」

[学生]「AIだけで判断せず、自分の判断も大切。」

[学生]「AIに任せきりではいけない。」

[学生]「AIに頼りすぎない。」

[学生]「AIの上手な使用方法を知った。AIに全部任せてはいけない。」

[学生]「改めてAIの使い方を知ることができた。検索結果が出たとしてもすぐに信用しない。」

[学生]「AIは必要な知識や情報を得るために活用することが大切だと学んだ。」

[学生]「AIを賢く活用したいと感じた。AIに対してどう質問するかで身につく知識が変化すると感じた。」

[学生]「AIを活用する場面を考えて使うことが大切だと学んだ。自分で考えることの大切さ、AIの活用方法。」

[学生]「AIを使いながら、自分自身も学び続ける姿勢が必要だと感じた。AIを学びに活かし、より良い学びにつなげたい。」

[学生]「これからうまくAIを活用して自分の成長に繋げたいと感じた。」

[学生]「AIに頼りっきりになるのは成長の兆しを潰してしまうため、活用方法を考える必要があると学んだ。すぐに答えを提示するのではなく、探究することが大事で、正解を求めすぎないということ。」

[学生]「現実直視、ビジョン、知の成果、事実、事実希求、意思決定、俯瞰を意識してAIを活用していきたい。」

[学生]「AIを使いこなす力が大切。AIを使い、目的に応じて適切に活用すること。」

[学生]「今まではAIがあまり得意ではないため使う機会が少なかったけど、これからは有効活用できるように頑張りたい。」

[学生]「AIの活用方法を知れた。」

[学生]「AIの使い方を改めて知れた。」

[学生]「AIの活用の方法を学んだ。」

[学生]「AIについてよく知れた。ネットリテラシー能力をつける。」

[学生]「AIの使い方がわかった。AIの活用方法がわかった。」

 

K校 2026.8.6