【未来教育MM577号】アクティブラーニングをこえて‥‥コーチングと管理職

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【鈴木敏恵の未来教育インフォメーション】
第577号/2016年11月6日発行[転送可]
発行者:シンクタンク未来教育ビジョン
鈴木敏恵( http://www.suzuki-toshie.net )
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目次

アクティブラーニングをこえて‥‥ コーチングと管理職

大きな組織のトップや管理職の方に会う機会をもちます。
その方たちと話していて共通していることがあります。

つねに未来志向だということです。

これからどうするかが頭の中の真ん中を占めそこに使えるものをすべての機会で捉えようとしています。

過去形の表現「~~すればよかった。」という人はたった一人もいません。
 
真剣な目と腹を括った人ならではの陽気さを持っていてその器の大きさがかっこいいです。この出会いがどれだけ私によき影響を与えたか‥‥感謝しています。

コーチングとか言っている場合じゃない

- 現場で私が学んだこと、人は易きに流れるものだから(essay) -
鈴木 敏恵

現場監理という任務につく者は、設計通り工事がされているか厳しく現場をみる。俯瞰できるところに立ち、黙って現場を見る。

自分が一生懸命作ったものに何か言われるのは本当にいやな気持ちになるものだし、現場の職人さんの仕事を疑っているみたいで‥とずれて半端だった私はその任務が不得意だった、何か言っていやに思われたくないと思ってたのもある。

でも職人さんの問題じゃないんだ。

すべてのものは易きに流れる、エントロピーみたいなものがあるんだ
だから厳しくみるんだ。随分後にそう気づいた。

建築物は一度つくれば動かない、長い年月地面の上に立つ、そこに関わるものはなにがどうであろうといいものをつくるという、ただただその1点しか考えていない。

そこにゆるい気持ちでいる者にコーチングとか言っている場合じゃない。
現場監理者はそこで働くすべての人の安全と命を守らなければいけないし。

      ・    ・    ・

今でも監理を任務とする人の厳しい顔をみると心のそこから尊敬する、人に厳しくするにはつよい意志や孤高を潔しとする魂がそこにいるから。

いつでも現場のこと思うと、お前は今 どう生きているんだと自分に思う、いい仕事をしなくてはと思う。
孤高を潔しとする人たちがその姿で私を育ててくれたと気づく。

いい仕事をしなくてはと思う。

鈴木敏恵の著作 お礼と報告

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■プレス資料
https://open.netlearning.co.jp/info/20151118.aspx

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