特別増刊『鈴木敏恵の未来教育インフォメーション』第32号

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☆『鈴木敏恵の未来教育インフォメーション』☆特別増刊32号☆
7月15日・土曜日発行
発行者:鈴木敏恵 編集者:梶原末廣 suzukimm@ma3.justnet.ne.jp
[ホームページ] http://www.suzukitoshie.net/miraiinfo.html
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目次

シェア〜〜メッセージは時空を超えて世界を旅する〜〜

「中国の北京」からかっちゃんがくれる日報は、
「日本の横浜」の鈴木敏恵に届きます。横浜の鈴木は若干、状況説明を加え、
「九州の鹿児島」にいる梶原編集長にその原稿を送ります。

そして梶原さんは全体の編集をしてくださり、インターネットの本屋さん、
まぐまぐ「関西(?)」に送ります。

そしてそれは、その日のうちに「北海道から沖縄、そしてアメリカ」の読者へも届きます。
     
           ………..そのすべてが一瞬です。
               奇跡のよう…

とても素晴らしい時代に生まれたとおもいませんか? 
感動や知識や知性の共有が世界で叶えば…平和はずっと近くなる。

その時に大切なのは、惜しみなさ、きれいな目と耳、いま目の前にいる人を愛そうと願う気持ち….。
この世に不必要な人などひとりもいない。
   命あるもの、いいえ、岩や砂など無機物でさえ、このこの世にあるものはすべて意味がある。すべてが素晴らしい….。

      絆は愛——-

                  すずきとしえ
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■「教室グローバルプロジェクト国際会議 in 北京」
報告ライブ日報(3日目の日報)
 「インターネットやテレビ電話、テレビ会議システムなどによる「学校の国際交流/グローバルプロジェクト」に関心のある方は、ぜひお読みください。いま「テレクラス/=グローバルプロジェクトを支援する民間組織  代表 高木洋子さん」とその一行がグローバルプロジェクトの国際会議が行われている 北京へ行っています。

毎日その日報が私の友から届きます。7/10(月)〜7/17日(月)の様子です。報告者は、畑井克彦さん(通称 かっちゃん)伊丹市の指導主事であり、テクノロジーコーディネータでもあります。また鈴木敏恵が学事出版からだした「ネットデイで学校革命!」の共著者のひとりでもあります。

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かっちゃんです。
3日目の日報を送ります。
今日は本当に素敵な1日でした。
北京の地で、夢を持った心有る人と会うことができました。
いままで、かかって日報を作成してました。

結構時間がかかってしまいます。手順を再構成してみます。
2人の特別記者の寄稿もあったりで仕方ないかもしれません。

(7月12日)三日目日報**************************
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北京大学の時刻を知らせる鐘
イギリス統治の時代から、時刻を知らせていた鐘だ。冬にはマイナス15℃になって氷結する池が真向かいにある。音が聞きたくて、手で鐘を撞いてみた。

第3日目(7月12日) 今回長文ごめんなさい! 充実した1日でした。
 3日目にして、いろいろな人がいて当たり前。人種の差なんて関係ないという実感を持った。ちょっと話した体験とか、食事とかでふれあうことが潜在意識を変えるようだ。基調提案はPeter Copen.。高木さんにレポートしてもらう。それでは洋子さんお願い!

 Peter CopenはCopen Family財団理事長で、I*EARN創始者です。
 毎年のI*EARN参加で、一番心待ちにするのは彼のスピーチです。テクノロジーに偏りがちで、スピードと正確さと効率をまず考える私を、彼は、隣人への理解と思いやり・行動というI*EARNの基本の基へ戻してホッとさせてくれるからです。
 Our Home(earth)in Dangerの地球の諸症状を、I*EARN
 プロジェクトをツールとして、”Youth can make a difference in the world”を実現させていくわけです。

 一つ印象深い例は、スリランカのポンププロジェクトです。スリランカの女の子の毎日の仕事は、片道8kmの道のりを歩いて生活用水を運ぶことでした。このポンププロジェクトのお陰で、”I can go to school” とメッセージを寄せていました。この村で一つのポンプを掘る費用を、プロジェクトに参加した子供達は、どうして手に入れたでしょうか。これは一つの報告です。 

電気屋が店じまいで、大きな冷蔵庫を包んでいたダンボールを手に入れました。それをカットしてハロウインに見るような気味悪いオブジェクトをいくつも作り、教室の明かりも消して、日本で言うお化け屋敷にしました。一人25セントの入場料を取って525ドルのスリランカへ送るお金を手に入れたということです。

 また年に一度集まるこのI*EARNファミリーのコミュニケーションが、参加者のパワーとなって、I*EARNプロジェクトを進める大きな支えとなります。

 Peterが話し始めると、I*EARN全員が全身で聞きます。彼に心の波長を合わせようとします。

洋子さん、ありがとうございました。
次に、European Schoolnet の紹介があった。ホームページを紹介しながらポリシーを紹介。最初の朝食でお隣になったBrigitte Parryが行った。

ホームページのセンスはさすが!彼女はフランス人で、教師が英語を使えないため交流がはかどらないことを指摘していた。午後からのセッション・アピールを次から次に個性豊かにプレゼンしていた。パフォーマンスの豊かさを感じた。
 北京大学にタクシーを飛ばす。北京大学日本研究中心のJIA(字がない)教授、周教授、諸葛博士をたずねた。この日快晴でなんと気温40℃。タクシーの中は蒸し風呂状態。

故宮より大きな北京大学の研究室についたら、教授が迎えに出てきてくれた。心からの歓迎は暑さをも吹き飛ばす。ツタがからまり、伝統を感じさせる建物に圧倒された。みんないっしょに食事をとりながら、自己紹介をかねて「ネットデイで学校革命!」の本を1冊渡す。なんと北京大学図書館の蔵書として良いかと聞かれた。本当に光栄だ!今日の日付でサインなんぞした。北京でもネットデイでIT革命だ、と舞い上がっていると、なんとJIA教授が良寛の研究に造詣が深く、北京大学良寛研究会の会長をされていることがわかった。会津八一のこともよくご存知で、かっちゃんと意気投合。
2年後に北京で良寛の国際フォーラムがあるらしい。やばい雰囲気になってきた・・・・。
 1時間ほどかけて、北京大学を案内してもらった。帰りのタクシーからホテルが見えたとたんに、シャワーが浴びたくなった。午後8時からミレニアム・ソングプロジェクトの歌を日本語化する。北京一日観光&お買い物ツアーについて、夕香理・恵理・恭子さんよろしくお願いします。

 今日は朝から3人で観光&ショッピングツアーへ出かけました。
 まずは、渋滞の中をタクシーで天安門広場へ。そこから、買い物に瑠璃廠へ。そこは南新華街をはさんで東西に延びる、骨董品や美術工芸品、文房四宝店のメッカ。古い町並みの中にお店がずっと並んでいます。念願のチャイナ服をかなり値切って買って帰ってきました。その後デパートで、お金を払おうとしたら、つき返されてしまいました。95年以降このお金はつかえないとのこと。おつりに混ざって入っていた中国銀行のお金は今はもう使えないらしいのです。

「うーん、納得いかない!私達は使えないお札を渡されていたってことなの?なんとかならないの?」と二人で悩みながら、戻ってきました。

TELECLASS THE WORLD
http://www1.sphere.ne.jp/Teleclas
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国際交流や総合的な学習に役立つサイト
  I*EARN-JAPAN
http://jearn.kyushu-id.ac.jp/
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追記:以下、報告者の紹介です。
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畑井 克彦(愛称 かっちゃん)
兵庫県姫路市生まれ、伊丹市立中学校数学科教師を経て現在伊丹市教育委員会事務局指導主事として伊丹市立総合教育センターに転勤。
市内イントラネッ トを構築し、学校間の壁を越えた教育の実践を提言するとともに、’97と’99 に開催された2回のネットディin伊丹の活動や障害者の自立支援など、ボランティ ア活動に力を入れている。開かれた学校づくりを個人研究テーマとして、実際のフ ィールド活動を大切にしている。空手、剣道の有段者。書道6段。「情報処理技術第2種」「デジタル2種工事担任者」「第2種電気工事士」 「マルチメディア検定2種」など資格もたくさん。

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—編集後記—
 『未来教育MM』特別増刊32号お届けします。
 前号の後記で記しました、定期号はしばらくお待ちください。
ナレッジ情報は兎に角早く届けたいとの一心で発行します。
敏恵さんの「奇跡」「絆は愛」ひとつずつ心に届きます。どうぞ
みなさん味読してください。
 ご意見ご感想お寄せください。
                       (梶原 末廣)
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『鈴木敏恵の未来教育インフォメーション』☆5月5日創刊☆
発行者:鈴木敏恵 編集者:梶原末廣  suzukimm@ma3.justnet.ne.jp
          【発行部数838名】(7/13)
◎バックナンバーURL
http://bn.lib2.com/backnumber/frame.cgi?id=0000031436
発行システム:インターネットの本屋さん『まぐまぐ』
                     http://www.mag2.com/
■【未来教育MM】●マガジンID:0000031436

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【ご案内】

★☆ 鈴木敏恵の「ここから見える未来教育 in 霧島!」 ☆★
  〜総合的な学習&進路指導&ポートフォリオ〜
 8月16日(水)〜17日(木)
 ☆★参加者募集中★☆
 ◎参加申し込みは下記のHPの登録フォームからどうぞ! 
  http://www.suzukitoshie.net/sanka20.html
 場所:鹿児島県立自然ふれあいセンター
 講師:鈴木敏恵 
 費用:1600円(一泊二日)<食費とシーツ代のみ・宿泊費不要>
    <資料代は別途若干必要>
  ★この夏、皆さんの自慢の一品をもって霧島へ集合しよう!!
   きれいないいとこですよ!
   ♪♪〜花は霧島〜燃えてあがるは〜桜島〜♪♪
                         (未来教育キャラバン隊)

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