特別増刊『鈴木敏恵の未来教育インフォメーション』第31号

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☆『鈴木敏恵の未来教育インフォメーション』☆特別増刊31号☆
7月13日・木曜日発行
発行者:鈴木敏恵 編集者:梶原末廣 suzukimm@ma3.justnet.ne.jp
[ホームページ] http://www.suzukitoshie.net/miraiinfo.html
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目次

「グローバルプロジェクト国際会議 in 北京」報告ライブ日報(1日目と2日目の日報)

 こんにちわみなさん。鈴木敏恵です。
皆さんの学校では国際交流学習などへの試みはありますか?これから、という学校もおおいのではないでしょうか?。

 「インターネットやテレビ電話、テレビ会議システムなどによる「学校の国際交流/グローバルプロジェクト」に関心のある方は、ぜひお読みください。

 いま「テレクラス/=グローバルプロジェクトを支援する民間組織 代表 高木洋子さん」とその一行がグローバルプロジェクトの国際会議が行われている 北京へ行っています。毎日その日報が私の友から届きます。7/10(月)〜7/17日(月)の様子です。

 報告者は、畑井克彦さん(通称 かっちゃん)伊丹市の指導主事であり、テクノロジーコーディネータでもあります。また鈴木敏恵が学事出版からだした「ネットデイで学校革命!」の共著者のひとりでもあります。
以下、報告者の紹介です。

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畑井 克彦(愛称 かっちゃん)
兵庫県姫路市生まれ、伊丹市立中学校数学科教師を経て現在伊丹市教育 委員会事務局指導主事として伊丹市立総合教育センターに転勤。
市内イントラネットを構築し、学校間の壁を越えた教育の実践を提言するとともに、’97と’99 に開催された2回のネットディin伊丹の活動や障害者の自立支援など、ボランティ ア活動に力を入れている。開かれた学校づくりを個人研究テーマとして、実際のフィールド活動を大切にしている。空手、剣道の有段者。書道6段。「情報処理技術第2種」「デジタル2種工事担任者」「第2種電気工事士」 「マルチメディア検定2種」など資格もたくさん。
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 以下、日報です。暑い日本ですが、北京はなお暑いようです。

 かっちゃんです。
40度の中
北京大学にいってきました。
以下1日目と2日目の日報です。

(7月10日)一日目**********************

 今回日報の記者を仰せつかったかっちゃんです。
 JR尼崎から1時間、関空に到着。日本食がなぜか食べたくなって豚カツを食べる。生中ジョッキでリラックス。ちょっと待つけど誰も現れない。心配になって待ち合わせ場所の団体受付チケットの引き替え場所に行く。不思議に挨拶してくれる女性がいた。ん、岡本さんかな?岡本さんは先にかっちゃんのことをホームページで顔を知っていたようだ。岡本さん、マイルドセブンの「おまけ」が欲しくてたばこを買ってきて、見せびらかしている。芥川さんも欲し
くなったようだ。 エアーチャイナのスチュアーデスさんは、笑わない。これって笑っちゃうよ!!無口である。岡本さんが隣に座った北京大学の医師から聞いた話では、媚び笑いをしないということらしい。

 上海で、検疫と入国審査の名前の部分を日本語でかっちゃんは書いてしまった。入国審査官に止められて、「ちょっと横で待っていてください。」と日本語で言われた。それがとってもかわいい美人!ちょっと待つと、にこっと「OKです。」と言われ一安心。不安な時の笑顔は最高ですね。

 上海空港では書や絵画が多くあった。夕香理さん、トイレにストップウォッチを持った人がいたので、トイレが有料だと思って中国語で聞いたら無料で、ほっと一安心。

 北京に着いて、入国審査があるはずであったが、無く肩すかし。ちょっと嬉しかった。申請したり大変だとさんざん驚かされていたので、すごくラッキーと感じる反面、ちょっとこれでいいのかと不安になる。もう一つ無いのものがあり、それはお迎えであった。

 ここで活躍したのが杉野さんが持ってきた国際携帯電話。無事この国際会議の担当者スブダさんと連絡をとってお迎えがきました。

 最後にもう一ひねりありますよ。
 宿舎に飛行場から40分かかって宿舎に着いたら、なんと参加者多数でホテルが満杯。
 急遽、燕京飯店に宿を取ってもらいました。これが3星のすてきなホテルですごく得した感じがしました。
 各自部屋にはいって、われわれスタッフは04号室に集合し、明日からの日報に備え熱烈な会議を持ちました。乞ご期待!

(7月11日)2日目**********************

 Ed がアルファベット順に各国の参加者を紹介しました。
 これって、すごいことなんですね。これだけ多くの国の人が参加していることをそれぞれの顔を見ながら実感でき、世界を身近に感じられたのは感動でした。

 本日勝負です。
 午後から一番のワークショップでかっちゃんの発表です。朝から食事がのどを通りません。
 基調講演はUniversity of Callifrnia-Berkeley Dr. Chang-Lin
Tien 氏から。
 突っ込んだ主張でした。中国の若い文部官僚の理解をえており、時代の流れを感じている人々の視点に共通するものを感じました。 論点は、大人はひっこんどれ! とにかくインターネットを使って、若い者にフレッシュな発想を出してもらうしかない。古いものはいらない。新しいもので地球の未来を開くべきだ。新しいことを、危険を含めてもやらすべきだ。情報がオープンになると言うことは止まれないと言うことだ。という主張でした。

 聞きながら、いろいろ考えてしまいました。日本ではテクノロジーを、学校の中では何のためにするのかということが明確でない。生きる力とかいろいろな言い方はされるが、自分の力で稼ぎ出せという言い方はされない。本当は勝ち残るすべを学ぶかどうかだと思う。実利的なことは一段低く思われる風潮がある。お金をもらうと言うことは卑しいことだという考え方が残っている。日本では親からもらうという構造ができあがっている。

 子供にとって必要なものにお金を出す親が多い。ただ、子供が本当に必要とするものにお金を出すことは無い。学校ではお金を稼ぐ教育が欠落している。自分が主体者となってするという姿勢が欠落していると思う。

 昼食で温かいビールを飲んで、午後からのプレゼンに望んだ。阪神大震災の感謝を言って、自己紹介に引き続き、私はネットワークアドバイザーでネットバイザーという新語を世界に紹介した。ここでSound like Budweiser ! という北京を寒くする親父ギャグで見事世界に受けました。

 かっちゃんの後、「Global Song , The millennium Song」 のMichael Greenacreさんが、ワークショップを行いました。このプロジェクトに参加したメンバーが同じ曲を各国の言葉になおすことを通して、少数派の言語に気づき、平和や希望のメッセージを伝えます。中国語に歌を訳し、3人の中国の高校生と一緒にみんなで歌いました。

 ワークショップ終了後、全員で記念撮影をしましたが、まるでドライヤーの風の中の状態でした。カメラマンがスタンバイしているのに直前まで全員クーラーの利いているホテルのロビーで待機してました。

 ビールを買い込みに近くの茂林商店というスーパーに買い出しに行って、桂花除酒750mlが10.5元(1元=13円)で驚きでした。もっと驚きは午後8時をすぎているのに店に電気をつけずに商売をしていたり、公園で社交ダンスをしていたことです。
 結論、北京はあつい!

北京の日報のホームページ

http://www.dd.iij4u.or.jp/~kazuko/beijing.html

TELECLASS THE WORLD
http://www1.sphere.ne.jp/Teleclas
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国際交流や総合的な学習に役立つサイト
  I*EARN-JAPAN
http://jearn.kyushu-id.ac.jp/
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第7回 I*EARN国際会議

第7回I*EARN国際会議& 第4回定例ユ−スサミット

“共生と理解 :21世紀の遠隔教育”

2000年7月10日−16日、 於 中国、北京
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 I*EARNと第7回定例国際会議の目的は、世の中を変えるために、テレコミュニケ−ションを使っている生徒や教師の強い絆を築き上げることです。1994年、アルゼンチンのPuerto Madryn 、1995年オ−ストラリアのメルボルン、1996年ハンガリ−のブタペスト、1997年スペインのバルセロナ、1998年USAテネシ−州のチャタヌ−ガ、1999年プエルトリコのSanJuanで開催されてきたように、2000年、中国北京での第7回I*EARN国際会議も世界中の仲間の学びの場、交流の場、友情を深め合う場なのです。
 国際会議報告の第6回プエルトリコ・レポートをぜひご覧ください。 

 今までI*EARNとご縁がなかった方も、スタ−トをきれる絶好の機会です。会議は外国との友好のための中国人民協会(CPAFFC)との共催で、文部省の後援です。開会宣言は中華人民共和国の副主席 Mr.Li Lanqingさんによります。UNICEFのデイレクタ−のMs. Carol Bellamyによる基調講演も有ります。会議会場は中国の一流の教育機関が並ぶ北京の the Haidian地区のthe Huang Yuanホテルです。

会議のプログラムは参加者が出来るだけ多く、相互に交流を深めれるように図られます。週の前半は、世界中からの先生方がプロジェクトをどのようにしてクラスや若者達の組織とオンラインで行ってきたかを発表し合います。又週の後半では、次にどんな新しいプロジェクトを企画するかを検討する場となります。

————- 会議のゴ−ル(目標) ————-

 プロジェクトの取り組みでの成功例、カリキュラムやクラス学習を高めるための考えやモデルなどの交流新しいテクノロジ−で伝えていきたい経験の提供異なった言語を使ってクロスカルチャ−の理解を深めたり、普段聞けない声に耳を傾けたり、さまざまのバリアを除く方法を見つけ出したりする。

*教育的テレコミュニケ−ションを田舎の学校やまだ除外されている学校にも広める方法を探求する

*さまざまなセンタ−や国々や組織などからの画期的な教育的資源を分かち合うこと。

 さらなる発展のために新しい共同研究的プロジェクトのアイデイアをうむ環境を築き、参加者が教育的テレコミュニケ−ションのプロジェクト研究を創造したりひろげたりするために明確アクションステップを持って帰国できるようにする。

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—編集後記—
 『未来教育MM』特別増刊31号お届けします。
 前号の後記で記しました、定期号は少しお待ちください。
ナレッジ情報は兎に角早く届けたいとの一心で発行します。
 ご意見ご感想お寄せください。
                       (梶原 末廣)
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『鈴木敏恵の未来教育インフォメーション』☆5月5日創刊☆
発行者:鈴木敏恵 編集者:梶原末廣  suzukimm@ma3.justnet.ne.jp
          【発行部数838名】(7/13)
◎バックナンバーURL
http://bn.lib2.com/backnumber/frame.cgi?id=0000031436
発行システム:インターネットの本屋さん『まぐまぐ』
                     http://www.mag2.com/
■【未来教育MM】●マガジンID:0000031436

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【ご案内】

★☆ 鈴木敏恵の「ここから見える未来教育 in 霧島!」 ☆★
  〜総合的な学習&進路指導&ポートフォリオ〜
 8月16日(水)〜17日(木)
 ☆★参加者募集中★☆
 ◎参加申し込みは下記のHPの登録フォームからどうぞ! 
  http://www.suzukitoshie.net/sanka20.html
 場所:鹿児島県立自然ふれあいセンター
 講師:鈴木敏恵 
 費用:1600円(一泊二日)<食費とシーツ代のみ・宿泊費不要>
    <資料代は別途若干必要>
  ★この夏、皆さんの自慢の一品をもって霧島へ集合しよう!!
   きれいないいとこですよ!
   ♪♪〜花は霧島〜燃えてあがるは〜桜島〜♪♪
                         (未来教育キャラバン隊)

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