【未来教育MM566号】アクティブラーニング < クリエイティブシンキング

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【鈴木敏恵の未来教育インフォメーション】
第566号/2015年10月27日発行[転送可]
発行者:シンクタンク未来教育ビジョン
鈴木敏恵( https://www.suzuki-toshie.net
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目次

アクティブラーニング < クリエイティブシンキング

『プロジェクト学習とアクティブラーニング-意志ある学びへの設計思想と成長評価』というタイトルの新刊を書いています。その原稿の一部からお届けします。

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ごく近い未来、社会に不思議さや違和感もなく、身近な日常風景に溶け込んでいるAIの存在を考える時、アクティブラーニングの究極の狙いは、課題解決力でさえなく、クリエイティブシンキング/創造的な思考のはず。

成長を望む人が考えるべきは、いま目の前の学習指導要領でなく、「人間が果たせて、AIが果たせないもの、人間にあって、AIがもち得ないものは何か」という命題ではないか。

AIはすでに一見の知性も感性(感情)もかなりいい線までいくことが見えている。
しかし、飛躍やひらめきを伴う創造的な思考を果たせるのは、現実という固定化していない世界に生身で対座している人間だから、果たせるのではないか…「現実対座」。

AIが見る夢はカオスにも似て、幼子の見る透明な夢とは比較することもできない。人は、完璧を感じることがなく、ゆえに果てない空にありたい未来を描き、その実現へ向かおうとすることができる‥「未来志向」。

学習における成長は、知識や情報を身に入れるに終えず、ディープラーニングができるでもない。人は獲得した知識や情報を豊かに発酵させ、自らの内から湧き上がるような創造を果たす‥「知識創造」。

次世代教育のビジョン

創造的な思考  
□ 現実対座
□ 未来思考
□ 知識創造

いま 黎明のときの教育

鍵は 現実対座、未来思考、知識創造をどう教育へ織り込むか

ここに意志ある学びープロジェクト学習が応える。

新刊用原稿より
『プロジェクト学習とアクティブラーニング ー 意志ある学びへの設計思想と成長評価』1章より

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オンライン講座JMOOC
ここから見える未来教育「さあ!プロジェクト学習とポートフォリオを始めよう!」
シンクタンク未来教育ビジョン 鈴木敏恵
開講予定。!11月から受講申し込みが始まります。
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https://open.netlearning.co.jp/ 

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参考:『プロジェクト学習の基本と手法―課題解決力と論理的思考力が身につく』
http://www.amazon.co.jp/dp/4316803506

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