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【鈴木敏恵の未来教育インフォメーション】
第634号／2020年3月23日発行［転送可］
発行者：シンクタンク未来教育ビジョン
鈴木敏恵（ http://www.suzuki-toshie.net ）
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幸せのおすそ分け！「国家試験100％合格」のメール
3月19日は看護師国家試験の発表日でした。
「意志ある学びープロジェクト学習」をスタートした1年生が3年生になり、今年、国家試験を受け‥メールが来ました！
見た瞬間、涙涙です！あの子たちの夢が叶って感謝です。学生たちがんばりました、先生方の尽力の賜物です、おめでとうございます！
［幸せメール］国家試験100％合格
［幸せメール］国家試験100％合格
ちなみに建築士の資格は建築学科で学び、そのあと社会で建築実務の経験が必要です（今年からは変化あり）。
一級建築士の試験は「学科（6時間30分）」と「設計製図（ 6時間30分）」からなります。
学科試験に合格しないと設計製図の試験に進めません。
［参考］一級建築士の試験
「新型コロナウイルス感染」対策をリフレーミングする
今、世界中のニュースやSNSで「新型コロナウイルス」感染による犠牲や被害などの情報が溢れています。身近なところにも押し寄せているザワザワ感に翻弄されそうな自分がいます。
だから「新型コロナウイルス感染」関係の情報に対し“リフレーミング（違った見方、捉え方をすること）”してみます。
どうしたら人の行動を変えることができるのか？
前向きに「ここから何を学べるか」という視点、とくに「どう人々の行動を変えるのか」を考えてみたいと思います。
なぜなら「新型コロナウイルス感染」に関しては、医療的な対策や社会的な価値観や仕組みの見直しなど様々な対策も要りますが、何より「一人ひとりの行動（手洗い、移動など）をどう変えることができるか」が肝心とされているからです。
命令でもお金でも人の心は動かない
「今まで通りしないで！行動を変えて！」って100回言われても多分、人は変えません。
「（行動だけ見て）その行動を変えろ」と言っても、その人の心や考えが動かない限りそれに伴う行動は変わらないからです。
もし、誰かから指示され（自分の頭でその意味や価値を考えないまま）行動するのであれば、それは危険なことです。
［参考］考動知性とは
http://suzuki-toshie.net/kodo-chisei/
では心はどうしたら動くのか‥ここに人間の叡智が試されます。
知性に働きかけるスピーチ
求めていたからでしょうか、人々の心に届き、その行動を変えたドイツ・メルケル首相の国民に向けたスピーチを読むことができました。
［日本語訳］メルケル首相の演説
https://bit.ly/3dk4A7c
※日本語訳をされ発信くださったギュンター りつこさんより、共有させていただくことへの快い承諾を本当にありがとうございます。
その「理念、オープン性」「根拠ある情報」「覚悟と信頼」「何をすべきかの方向性の明確さ」などに感銘を受けましたが、特に感動したのは「スーパーのレジを打つ方々、スーパーの棚に商品を補充される方々は、この時期、大変なお仕事を担われています。
私たち国民のためにお店を開けていてくださって、ありがとうございます。」という一文です。
ビジョンの価値
メルケル首相のスピーチを読んだ瞬間、次のことが胸に湧き上がりメモしました。
◆ 何のために（ビジョン）、何をやり遂げたいのか（ゴール）を自らわかっていてはじめて、意志もモチベーションも湧く、だから聡明なふるまいが自分で判断して行動できる。
◆ 「何のために」＝目的。目的の方が目標より重要。目的＝意味やそのもたらす価値を考え納得して目標へ向かうことがいるから。
◆ 日本は型の国でもある。その型に合っていることが正しい感じがしてきた‥。でも今、時代は激変し、これまでの続きに未来の姿はない。型もこれまで（過去）の人間が考えたものだし。
◆ 指導者から求められる“主体性”はあやうい。
指導者が「こうしよう」って言ったら、「はい！」というのが美徳とされた時代はとうに終えている。自分の頭で考え動けることが要る、そのためには根拠ある情報が要る。
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いつでも未来志向で「何のために？」といの一番で胸に湧き「自分の目で目の前の現実を見て、根拠ある情報へ手を伸ばし、自分で考える人になる！」が意志ある学びー未来教育プロジェクト学習の目的です。
意志ある学びー未来教育プロジェクト学習が、一人ひとりの意志ある人生のために役立ちますように。
