【未来教育MM730】プロジェクト学習へChatGPTを活かす

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【意志ある学び-未来教育メールマガジン】
第730号/2024年9月1日発行[転送可]
発行者:シンクタンク未来教育ビジョン
未来教育ライブラリ( https://www.suzuki-toshie.net
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目次

仕事は創造

ずっと何かを創造する仕事をしています。
目に見える建築、目では見えない未来教育
どっちも同じ、創造すること。

創造するためには‥感性や感覚を研ぎ澄ますことがいる

教員研修「プロジェクト学習へChatGPTを活かす」

先日、福岡県教育センターで高校の先生方を対象に「プロジェクト学習へChatGPTを活かそう」の教員研修の講師をしてきました。「自分がしたいプロジェクト学習の計画書とイメージ図をChatGPTで作成しよう!」という内容です。

ChatGPTを「創造に使う、何かを生み出すプロジェクトのために使う」
これはかなりワクワクします。

こちらの脳も心も活性化する感じです、 先生方と一緒にワクワクと楽しい時間でした、どんな研修をしてきたのか、少しご紹介します!

プロジェクトのビジョンとゴール

ビジョン(目的):
高校生たちがワクワクするプロジェクト学習がしたい

ゴール(具体的な目標):
ChatGPTを活かしプロジェクト学習の「実施計画書」と楽しさが表現された「イメージ図」を生み出す!

・使用した生成AI:ChatGPT4o
・研修の様子と内容
https://suzuki-toshie.net/news/4884/

ChatGPTへどのような指示をしたら、自分が欲しいアウトカムが得られるのか、学校を超え、
アイディアをどんどん出して協力し合い、とても盛り上がりました。 
研修は楽しくなきゃね!

プロンプト(ChatGPTへの指示)のコツ

ChatGPTへ以下のような内容を指示しました(ChatGPTへお願いしました、と言いたい気持ち)。プロンプトのコツは「何のために何がしたいのか」ビジョンとゴールを明確にすることです。

〇 依頼者はどんな人?
〇 プロジェクト学習(ビジョン・ゴール)
〇 基本事項:概要・学年・期間・時間など

このようなことをシンプルにChatGPTへ指示します。

たとえば「農業高校の教師です、プロジェクト学習を始めたいので計画書を作成して。
プロジェクト学習のビジョンとゴールは〇〇。基本的事項は以下です。」

続けて‥「プロジェクト学習のイメージがわかるように学生たちが生き生きと笑顔で自分の
活動に取り組んでいるイラストを描いて」

このようなことをシンプルにChatGPTへ指示します。

ChatGPTが描いてくれたPBLのイメージイラスト

プロンプト作成:鈴木敏恵

・「地域の大切な ハゼノキ・文化継承」のプロジェクト学習
https://suzuki-toshie.net/news/4910/

・「耐暑性の強い(栽培・植栽用の)草花の新品種開発」のプロジェクト学習
https://suzuki-toshie.net/news/4903/

・「イチゴ:地域の農業の主たる農作物(炭疽病の減少、収量増加)」のプロジェクト学習
https://suzuki-toshie.net/news/4900/

この後、先生たちは自分が行いたいPBLのイメージになるようプロンプトを考え、ChatGPTで色々な計画書とイラストを生み出しました。

授業事例(抜粋)

「キャリアビジョン実現プロジェクト学習」でChatGPTを活用しました。

「キャリアビジョン実現プロジェクト学習」とは、自分の未来を描いてそのビジョンが実現するための「学びデザイン」を学生自身が生み出すというプロジェクト学習です。

その導入のところでChatGPT活用についての 鈴木敏恵と学生とのやりとりです。
https://youtu.be/0D6sIbUVf9k

[ダウンロード資料]AIを活用する学習の注意点
https://suzuki-toshie.net/news/4704/

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