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【未来教育MM673】前川喜平さんとの対話(7) 国語は何のため?フィンランド教科書★「教育と評価」の分水嶺

未来教育メールマガジン

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【鈴木敏恵の未来教育インフォメーション】
第673号/2021年4月30日発行[転送可]
発行者:シンクタンク未来教育ビジョン
鈴木敏恵( http://www.suzuki-toshie.net
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「教育と評価」の分水嶺

今、教育者は分水嶺に立っている。

ここを考えるために【教育と評価の分水嶺】とタイトル付けした概念を視覚的に表現(グラフックデザイン)してみました。

図の中、進むべき道が別れています、その分岐点に立っているのは、教育者です。
分水嶺に立ち思案しています。

正解のない学びへ…

[Y]は
・数値化できるもの
・正解のある学び
・部分・分割的なもの
・有効性がわかっているもの

これまでの教育、主に「教科」。

[X]は
・数値化できないもの
・正解のない学び
・全体・総合的なもの
・プライスレスなもの

探究やプロジェクト学習など。

[Y]は、正解のある学びです、それは点数化や測定できます。学びの状況をデータ化することができるので標準化、規格化でき、コンピュータ・AI教材により学習可能です。

[X]のステージは現実や人間(社会)です。

目の前の躍動する「現実」や、心も周辺(社会)も変化し続けている「人間」をステージとした学びです。それは正解のない学びです。

[X]は、課題もその解決も、その時の状況や人の状態で異なります。マニュアル通りやパターン化した解決策など価値を持ちません。独自であることが価値を持ちます。

[X]は、教育も評価もコンピュータ・AIでは不可能です。
先生やファシリテーターなどの存在が必要です。

数値化できない評価を果たすポートフォリオ

[Y]は、結果を評価します、従来からのペーパーテスト。空欄を埋めるテストで評価できます。

[X]は、正解がありません。よりよき未来を描き、そこへ向かうプロセスで成長することを大事にします。
ここにプロジェクト学習、ポートフォリオ評価が活きます。

前川喜平さんとの対話(7)

「国語」は何のため?フィンランドの教科書 近現代文学

⑺ 前川喜平(元文部科学事務次官)さんと対話【 国語  教科書 文学 】フィンランド(収録2021年2月11日)鈴木敏恵(一級建築士)未来教育プロジェクト

前川喜平さんとの対話を重ねるたびに、一つの言葉が底の流れにあると感じます。
それは『学びはプライスレス』『学びは、人間の心が自由になるためにかけがいのないもの』などです。

↓参照:対話(2)『何のために学ぶのか‥真理・真実‥学びはプライスレス』

⑵ 前川喜平(元文部科学事務次官)さん 対話『何のために学ぶのかー真理・真実ー学びは プライスレス 』 鈴木敏恵(一級建築士)未来教育プロジェクト

今回の対話(7)では、主に教科「国語」について展開しました。

「国語は何のため?」という疑問がここ数年の国語の教科書を見てありました。

それは、『学びはプライスレス』の逆の方向へ行きはしないか?というものです。
ここについても関心深いお話しになりました。

国語、私たちが日々使わない日はない日本語、言葉‥ぜひ視聴していただければと思います。

<YouTubeの内容>

【フィンランド、国語の教科書】
□ フィンランド教科書「国語」
□ 日本の教科書との違い
http://suzuki-toshie.net/news/3121/

□ 「教科書」これから学ぶものへの道標
□ 「全体の見取り図」が見たい

【国語に社会人基礎力的な内容増えてる?】
□ 言語を通じて人間と人間は伝わっていく
□ 国語はすべての教科のベース

【高校 学習指導要領】
□ 現代の国語、いろいろな情報を交換する、生活言語
□ 文化としての国語、「文学」など
□ 「論理国語」「文学国語」「国語表現」「古典探究」‥

【近現代の文学が少なくなっている?】
□ 青年が主人公/青年の心の遍歴
□ 東大には三四郎池
□ 自分の心と照らし合わせて読む

【文学は人生を豊かにする】 
□ 国語の教科書には、優れた文章たくさんある 
□ 優れた一節が本につながる

【本は、過去の人類が残してくれた叡智】
□ すべての教科は大きな学問の入り口
□ その背後には何千もの人類の学問や文化の歴史がある
□ 自分と世の中とのコミュニケーション

【「読む」は「学ぶ」】
□ 本を読むことは学ぶことの基本
□ readは「学ぶ」という意味をもつ
□ 過去の膨大な文化や学問への入り口
□「人間」って何だろう→「人文科学」
□「社会」ってなんだろう→「社会科学」
□「自然」ってなんだろう→「自然科学」
□ 世界は開けてない扉に満ちている

【学びは役に立つか立たないかではない】
□ スキルから始めると世界の魅力がなくなりそう
□ 役に立つかでどうかではなく、
□ 役に立たないけど価値のあるものはたくさんある

【知的刺激=生涯学習】
□ 知りたいという気持ちが一番大事
□ 生涯学習が知りたい学びたいをイキイキさせる

【言葉の裏には「経験」がある】
□ 経験がないと国語ってただの言葉の記号になってしまう

『鈴木敏恵とフィンランドからの留学生ユリウスさん(バカロレア)との対話』
- フィンランドの教科書を元に(収録 2011)-
http://suzuki-toshie.net/news/3121/

内容一覧:
http://suzuki-toshie.net/news/3127/

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出典:『AI時代の教育と評価―意志ある学びをかなえるプロジェクト学習 ポートフォリオ 対話コーチング』教育出版
https://amzn.to/3vmQkCZ

前川喜平さんと鈴木敏恵との対話

〇「プロローグ編」

【未来教育】対話シリーズ 前川喜平さん(元文部科学事務次官)と鈴木敏恵(一級建築士)/プロローグ編

(1)『高校生の進路/教育再生実行会議/看護師は未来の人』

⑴ 前川喜平(元文部科学事務次官)さんと対話『15歳の夢/学び続けたい/ 看護師さんは未来の人 』と鈴木敏恵(一級建築士)未来教育プロジェクト

(2)『何のために学ぶのか‥真理・真実‥学びはプライスレス』

⑵ 前川喜平(元文部科学事務次官)さん 対話『何のために学ぶのかー真理・真実ー学びは プライスレス 』 鈴木敏恵(一級建築士)未来教育プロジェクト

(3)『これこそ個別最適な学び 生涯学習』

⑶ 前川喜平(元文部科学事務次官)さんと対話『これこそ 個別最適の学び 生涯学習 オンライン学習 大人のフリースクール 夜間中学 』鈴木敏恵(一級建築士)未来教育プロジェクト

(4)『ゆとり教育の真実・学力とは・学習指導要領』

⑷ 前川喜平(元文部科学事務次官)さんと対話『 ゆとり教育 ・学力は下がっていない・ PISA 国際学力調査 読解力 学習指導要領』鈴木敏恵(一級建築士)/学習到達度調査資料は以下

(5)『偏差値 自尊感情・大切なもの』

(5) 前川喜平(元文部科学事務次官)さんと対話【 偏差値 自尊感情・主体性】東京大学・医師・検査技師・キャリアパスポート ポートフォリオ/鈴木敏恵(一級建築士)【未来教育プロジェクト】

(6)『特別支援学校 大学 学校看護師』

⑹ 前川喜平(元文部科学事務次官)さんと対話【 特別支援学校 特別支援教室 大学 能力 憲法】学校看護師を学校に/インクルーシブ(共生)教育/鈴木敏恵(一級建築士)未来教育プロジェクト

(7)『国語 フィンランドの教科書 近現代文学』

⑺ 前川喜平(元文部科学事務次官)さんと対話【 国語  教科書 文学 】フィンランド(収録2021年2月11日)鈴木敏恵(一級建築士)未来教育プロジェクト

(8)『哲学・いま「教科」の垣根を超えて‥』

⑻ 前川喜平(元文部科学事務次官)さんと対話【哲学・いま「教科」の垣根を超えて】学問 大学 パラレル ゆとり教育 探究 総合/ 鈴木敏恵(一級建築士)未来教育プロジェクト

(9)『一人ひとりが考え続けることに価値がある』

⑼ 前川喜平(元文部科学事務次官)さんと対話【 憲法・道徳 】 一人ひとりが考え続けることに価値がある/鈴木敏恵(一級建築士)未来教育プロジェクト

辻村哲夫さん(元文部科学省初等中等教育局長)との対話

□ 『ゆとり教育の誤解(1)-学力低下?していない』

【未来教育】『ゆとり教育の誤解⑴学力低下?していない』辻村哲夫(元文部科学省初等中等教育局長)/OECD生徒の学習到達度調査(PISA)/鈴木 敏恵(一級建築士)

□ 『ゆとり教育の誤解(2)-ゆとりの本当の意味とは‥』

【未来教育】『ゆとり教育の誤解 ⑵ ゆとりの本当の意味とは』辻村哲夫(元文部科学省初等中等教育局長)/OECD生徒の学習到達度調査(PISA)/鈴木 敏恵(一級建築士)

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