CASE-13

長野県看護協会

地域の社会資源とYouTubeを活かす「未来の臨地実習デザイン」連続プロジェクト研修

  • 未来教育プロジェクト資料
  • 長野県看護協会のオンライン学習イメージ

■ 教育DXでかなえる「知の共有」
この研修は、対面によるリアル研修とデジタルによる「オンライン研修」としてGoogle ClassroomをベースにインタラクティブなzoomとYouTube(関係者限定)によりネットワーク上でプロジェクト学習を展開したものである。

■目的
・コロナ禍、広大な長野県内に分散する受講生50名が対面研修を超えるゆたかな手段で自由な「知の共有」「知の創造」活動を行うことができる。
・オンデマンド講義:参加できなかった学習者も等しく学べる、また個別最適化の学びとして何度も繰り返し当該授業内容の動画を視聴できる。

■Googleクラスルームで進めるメリット
メリット1:チームメンバーが遠隔から一緒に作業できる
メリット2:いつでも講師や仲間がアドバイスできる
メリット3:成果を提出する手間がいらない
メリット4:デジタル空間にすでにあるのでこのままプレゼンできる
メリット5:チームを超えて互いの学びのプロセスと成果を共有できる

◆【参加者の感想】
・最初は不安しかありませんでしたが様々な活用の仕方を見てネット上でもこんなに学べるんだと実感しました。
・Google Classroomは初めて使用し、慣れないのでむずかしかったですがプレゼンを通して、全員の意見や感想をタイムリーにやりとりできるのがいいと思いました。
・小学校3年生の子どもが授業でClassroomを使っていると言ってました。最先端のツールで研修できる体験が良かった。
・Google Classroomは全体で共有できて他のチームの内容も参考になり、またデータで残るのでよいと思う、また同じものをチームメンバーが遠隔から同時に作ったり修正したりできるので1人の負担にならずによかった。


■A バーチャルシラバスの考え方…withコロナ臨地実習の想定
「withコロナ臨地実習シラバス構想プロジェクト」の想定とコンセプト
コロナ禍の実習:実習は大事!減らせないでも‥コロナ禍にて病院で十分な実習ができない

想定条件:病院における実習の期間は1/2

1週間は病棟、1週間は「情報」と「地域」を活かす
どう戦略的な実習を考えるか?!→[withコロナ臨地実習シラバス]構想プロジェクト

(1) 地域:社会資源を活かす・現実に地域を調べる
実名:「〇〇デイケアデンター」
(2)病棟の特色、患者の様子:
ネット、動画(YOUTUBEなど):実在する病棟

■B 新しい看護教育…2つの視点
① 地域:地域がステージ:地域包括医療=社会資源
② 情報:インターネット(個別最適化の学び)

実践事例の様子

YouTube関連動画